この記事は1999年9月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。

 

T O P I C S  

 

営業係の顔写真や趣味を、車内に提出しました

 「山田太郎/南基地所属/趣味はカラオケ、酒、家庭菜園」。名タクにご乗車の際、助手席のヘッドレストに、こんな自己紹介のカードをご覧になったことはありませんか。

名タクでは昨年から、営業係(乗務員)の所属基地と指名を車内に提出していましたが、このほど顔写真と趣味を追加。ご乗車いただいたお客さまとのコミュニケーションに一役買っています。

名古屋市内では、顔写真を提出しているタクシー会社はすでにありますが、趣味にまで触れたのは当社が初めて。ユニークな自己紹介としてマスコミにも取り上げられ、お客さまからも上々の評判をいただいています。

 

車内での乗務員の喫煙を禁止しました

 名タクでは、お客さまがご乗車中はもちろん、空車であっても、乗務員の喫煙を完全に止めました。

 お客さまの喫煙については今までどおりご自由ですが、車内の空気の入れ替えや、灰皿の清掃をこれまで以上に念入りに行い、清潔で快適なタクシーを提供できるように努めていきます。 

 

介助の専門講習を乗務員が受講

 名タクでは、身体の不自由な方や高齢者の方々が、気軽に外出できるよう、タクシーやハイヤーを役立てていただきたいと考え、さまざまな取り組みをしています。

 その一環として現在、乗務員がタクシーの乗降をお手伝いできるよう、介助技術の受講を進めています。

 これは「なごや福祉用具プラザ」の協力を得て行っているもので、車いすのお取り扱いや、歩行の介助が中心。講習を修了した乗務員は「介助ボランティア」として、これまでに役200人が登録。8月5日からスタートした「介助タクシー」に名乗りをあげています。

受講は現在のところ、乗務員本人の自発性に任せていますが、将来的には全乗務員2100人に受けてもらうのが目標です。

 「デコボコ道や傾斜のある道は、車いすがスムーズに動かない。そのこと一つとっても、講習はとても勉強になりました」「車の乗降をお手伝いする技術が得られただけでなく、身体の不自由な方々の気持ちが、少しはわかったような気がします」

 受講を終えた乗務員からは、こんな感想の声があがっています。

 

本社ビルに「名タク紹介コーナー」を設置

 当社では中川区西日置の本社ビル一階に、名タクの事業紹介コーナーを開設しました。

 応接セットを完備したサロン風の室内では、名タクの所有している車両や、現在取り組み中のサービスなどを写真等でご紹介しています。

また本紙「名タクEye」の最新号も置いてありますので、座ってゆっくりご覧いただくことができます。

 

交通安全祈願祭を行いました

 名タクの車両総走行キロは、毎日、地球を8周する距離です。そんななかで「事故を起こさない、事故に遭わない」ことは、お客さまに対する最大のサービスひとつ。

そのため当社では出庫時の点呼や車両整備など、厳しい運行管理体制をとり、安全運転に努めています。また自らを正すためにも、毎年本社ビル敷地内の厄除不動尊で交通安全祈願祭を行っています。

 今年は6月25日早朝、本社役員と労組役員、営業基地支配人などが一堂に会し、交通安全を祈願しました。