名古屋でいちばん新しくホットなエリア、東部地域の地下鉄「植田」駅から徒歩１分ほど。名鉄交通植田ビルは７階建ての茶色の外観に、おなじみの菱形マークが目印。といってもここはタクシー営業基地ではなく、地域のカルチャーの拠点になっています。

　タクシー事業だけでなく、地域文化にも貢献したい。この願いから、わが社が平成元年にオープンしました。

　日ざしを集める瀟洒（しょうしゃ）なエントランスホールには一日中、人々のざわめきが絶えません。入口には名タクの待機所もあり、軽快なフットワークの拠点にもなっています。

カルチャースクール「名鉄コミュニティサロン植田」の新しい試み

　核になっているのが２階にある「名鉄コミュニティサロン植田」です。定番の人気講座はもちろん、市内でも珍しい講座まで１８０講座。多目的ホールをリニューアルしたこともあり、今春から40の新講座が誕生しました。

　新しいところでは、健康をテーマにした「足つぼ健康法」、ダイエットの「脂肪燃焼エアロビクス」。子供向けの「ちびっこフラメンコ」や「ジュニア・チアリーディング」も変り種でしょう。またカラオケの歌に合わせて踊れますという「アイドルダンス」、東京でブームになっている「愛犬のための手作りグッズ＆洋服」なんていうユニークな講座も注目を集めています。

　会員数は現在約２５００人。地域密着を心がけ、若いママさん向けにベビーシッターサービスも行っています。

　２階にはこの他、英会話教室とパソコン教室があり、幅広い受講生でにぎわっています。

食のエリアでコミュニケートを

　１階のゆったりしたフロアは飲食店が中心。パンとコーヒーの「ラ・ポンム」、居酒屋「房家」、インド料理の「プージャ」と多彩で、文化センター受講者はじめ地域住民のくつろぎの場になっています。

　また旅行会社の名鉄観光サービスほか美容室、接骨院などもあり、身も心も豊かな暮らしを提供しています。ちなみに４―７階は単身赴任者専用のマンションです。テレビや洗濯機をはじめ乾燥機、電子レンジまで完備した高級仕様で、セキュリティも万全。布団ひとつで安心して単身赴任できると、好評をいただいています。