この記事は1998年9月のものです。現在の内容と異なる場合がありますのでご了承ください。
●生誕100年記念「佐伯祐三展」 8月16~9月27日。愛和県美術館。 1920年代にフランスに渡り、パリの街角を描き、30歳の若さで燃えつきるように生涯を閉じた佐伯祐三(1898~1928)の生誕100年を記念して、彼の画業を約110点の代表作によってふりかえります。 午前9時30分~午後5時(毎週金曜日は午後8時まで)毎週月曜休館 入場料一般1000円 ℡052(971)5511 ●名古屋市美術館開館10周年記念「ピカソ展」 9月12日~11月29日。名古屋市美術館。 20世紀最大の巨匠ピカソの全貌を紹介する回顧展で、初期から晩年まで目まぐるしく変貌を遂げたピカソの業績を、特に彼の描いた人物像に焦点を当てながら紹介します。世界各国の美術館、個人所蔵家から集められた油彩70点を含む、水彩、素描、彫刻、版画、陶器など約150点の作品を展示します。 午前9時30分~午後5時(毎週金曜は午後8時まで)毎週月曜休館 入場料一般1200円 ℡052(212)0001 ●大本山相國寺・金閣寺・銀閣寺宝展 10月24日~11月29日。名古屋市博物館。 相國(しょうこく)寺・金閣・銀閣は、足利将軍家の富と権力を背景に、中国文化を積極的に取り入れ、室町時代の禅宗文化の中心となりました。今回は相國寺・金閣・銀閣や関係寺院に伝わる寺宝から、室町水墨画、墨蹟、中国絵画、茶道具など、国宝、重要文化財を含む名品を一堂に公開するものです。 午前9時30分~午後5時まで(毎週月曜、第4火曜日休館) 観覧料一般1100円 ℡052(853)2655 ●特別陳列「田中訥言と尾張の画家たち」 10月4日まで。徳川美術館。 田中訥言は、復古大和絵派の祖として全国的に知られる画家です。最高傑作とされる「百花百草図屏風」(重文)をはじめとする名品の数々は、岡谷家など尾張の豪商の注文により、生まれ故郷の名古屋で生み出されました。江戸後期から明治にかけて活躍した訥言をはじめとする尾張の画家たちの作品を館蔵品より展観します。 午前10時~午後5時(毎週月曜休館) 観覧料一般1200円 ℡052(935)6262 |