なんでもテレホン窓口から 大山史哲配車係(24)
もともと無線関係の仕事に憧れがあって。水産学校に入ったのもそのため。船員になって、無線で交信できたらなあと。無線通信士の国家資格も持っていますよ。
この職場は、電話応対と無線配車が1時間交替。無線では乗務員と、電話ではお客さまとコミュニケーションできます。「お気を付けて」の一言で喜んでいただけたりすると、うれしいですね。
とはいっても、仕事ですから緊張の連続。お客さまをお待たせしてはいけないから、電話が鳴ると「すぐ取らなくちゃ」と思うでしょ。もうパブロフの条件反射。どこにいても電話の音を聞くと、「あ、取らなくちゃ」と、つい。友だちから携帯に電話があったとき、「ありがとうございます、名タクの大山です」と応えて、大笑いされたことも。
名古屋は未知の街だったので、東も西もさっぱり。地名は一から覚えました。もちろん失敗も山ほど。中村区の「亀島」と名東区の「亀鳥」を読み間違えたり、キャッスルホテルとキャッスルプラザホテルの区別が出来なかったり。でも地理は好きなので、苦痛ではなかったけど。これからも失敗を恐れず、一つ一つ積み上げていきたいと思っています。
独り暮らしなので、休みにはまとめて掃除、洗濯。ナゴヤドームに野球を見に行くことも。出身が神奈川なので、やっぱりベイスターズだけど、段々ドラゴンズに染まってきたんですよ。夢は30歳までに料理の上手な女性と結婚すること。ただいま募集中です。
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